アフガニスタン東部で襲撃され死亡した「ペシャワール会」の現地代表中村哲医師(73)は、これまで何度か本県で講演している。同会を紹介する写真展も各地で開かれ、2004年には宮沢賢治精神に基づく実践的活動を顕彰する花巻市の「イーハトーブ賞」を受けている。

 同会会員の盛岡市加賀野の主婦松村ウメ子さん(72)は「年に2、3回届く会報で、現地の治安の悪さや支援に携わる人が襲われていることを知り、中村先生の身を案じていた。なぜ貧しい人への医療や緑化に取り組む先生を襲撃したのか」と憤る。