三陸鉄道(中村一郎社長)は28日、台風19号で被害を受けたリアス線の田老-田野畑駅間(22・9キロ)の運行を2カ月半ぶりに再開した。沿線住民は大漁旗を振って復旧を祝った。三鉄は来年3月20日に全線運行再開を予定している。

 田野畑村和野の田野畑駅では、宮古市に向かう高校生、通院利用の住民らが同駅発の列車に乗り込んだ。午前7時ごろ、地元の羅賀(らが)自治会(畠山拓雄会長)、同婦人会(熊谷裕美子会長)のメンバーら計30人が駅に集い、旗を振って列車を歓迎。村職員らが乗客らに三鉄ポストカードやたのはた牛乳などを配った。

 当面は特別運行で2往復少ない1日9往復となる。