盛岡市菜園の筆記具セレクトショップpen.(菊池保宏代表)が販売する、二戸市浄法寺町産の漆で軸を仕上げたボールペン「japen」が人気を集めている。国産漆文化の継承と発展を願って同店が開発した。発売から3年で計約500本を売り上げ、16日から再販売している。菊池代表(39)は「お客さんと直接対話し漆の良さを伝えたい」と、あえて店頭でのみ取り扱う。

 japenは2016年10月に発売。毎回百数十本作るが、その都度完売し、今回で5度目の再販売となった。本体の製造にはトンボ鉛筆(東京都)が協力。県工業技術センターの協力で岩手大のプロジェクトで開発された分子接合技術を用い、アルミ製の軸に漆が定着する加工を施している。職人が全て手作業で塗るため、完成に半年から10カ月を要する。

 油性は税別3万4千円、水性は同3万5千円。名入れや琥珀(こはく)パーツの取り付けも受け付ける。営業は午前11時~午後8時(日曜祝日は同7時まで)、不定休。問い合わせは同店(019・613・3873)へ。