川崎近海汽船(東京都、赤沼宏社長)は20日、宮古市と北海道室蘭市を結ぶ定期フェリー航路について、来年3月末での運航休止を正式決定した。地元自治体は再開を強く求めており、復興道路開通に伴う貨物需要の動向を今後見極め、可能性を探る。

 同日の取締役会で決めた。航路のうち宮古-室蘭間を休止し、室蘭-八戸間の往復便のみ継続する。休止理由について、同社は収益の柱となるトラックの乗船台数が伸びず、来年以降は燃料コストの増大も見込まれることを挙げている。