400年以上続く紫波町土舘の酒蔵、吾妻嶺(あずまみね)酒造店(佐藤元蔵元)=同町=で新酒造りが本格化している。

 18日は、夜明け前の早朝5時から作業を始めた。米の蒸し器は直径1・7メートルの「甑(こしき)」。蔵長の小田中公(こう)さん(45)が蒸したばかりの約180キロの酒米をスコップですくい上げると、湯気とほのかに甘い香りが立ちこめた。