県漁連は2019年度第1期(11月6日~12月4日)のアワビの水揚げ状況をまとめ、数量は61・1トン(前年同期比22・2%減)と過去10年で最低となった。しけで予定通り漁ができない地域が多く、目標の半数にも満たなかった。漁業者の「冬のボーナス」となるアワビだが、近年は水揚げが振るわず、現場からは海況の好転と今後の漁獲回復を願う声が上がる。

 地区別の水揚げ量は気仙3・6トン、上閉伊8・3トン、山田4・2トン、宮古24・5トン、久慈7・9トン、種市12・5トン。種市を除く5地区で予定数量の半数に届かなかった。県全体で40・8%にとどまり、深刻な不漁となった11年度第1期の67・1トンを下回った。県漁連によると、今季は海況が悪く一度も漁ができなかったり、口開け回数を減らす漁場があった。