玉沢徳一郎元農相(81)が盛岡市中ノ橋通の自宅内で銃撃された殺人未遂容疑事件で、県警は銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した農業高橋脩(ひさし)容疑者(82)=奥州市=の供述などから、高橋容疑者が10日、長年主張してきた「貸金」の返済を改めて求める目的で玉沢氏宅に押し掛けたとみて、12日も現場検証を行うなど発砲への関与の裏付け捜査を進めた。高橋容疑者が盛岡東署に自首した際に所持していた回転弾倉式拳銃に残った空の薬きょうや玉沢氏のけがの状況から、捜査関係者は発砲されたのは複数発とみている。

 高橋容疑者は1972年に貸したとする選挙資金1千万円について、今年1月に会合で同席した際にも玉沢氏をののしり、「告発」のウェブサイト作成には数十万円を費やすなど行動をエスカレートさせていた。