JR盛岡支社(石田亨支社長)は15日から、滝沢市篠木の田沢湖線大釜駅で、秋田新幹線の雪落としを機械化する融雪装置を導入する。支社管内で初の試み。これまでの人手による作業がなくなるため時間と労力が省け、円滑な運行と作業員の安全確保にもつながる。

 12日は同駅の上り1番線で、装置の試験運用を行った。ホームに新幹線が滑り込むと約20秒後、車体下側のノズルから勢いよく温水が噴き出した。約3分間続き、辺りは湯気に包まれた。

 冬季の雪落としはこれまで、盛岡駅で熟練の雪落とし隊が対応。作業には最大7分程度かかり、大きな労力を費やしていた。本年度は盛岡駅に雪落とし隊を配置するが、将来的になくす方針。