八幡平市の観光地域づくり推進法人、八幡平DMO(畑めい子社長)などは8~10日、市内で外国人観光客向けの体験型観光商品づくりに向けたモニターツアーを行っている。農場散策や漆塗り体験などを通じて日本や同市の歴史文化、精神性などを発信する狙いで、2020年度以降の商品展開を目指す。

 米国、フランス、オーストラリア出身の若者3人を含む計10人が参加。8日は同市平笠のルーデンス農場などを訪れ、場長の梶本敦子さん(65)の案内で農場周辺を散策した。

 ツアーは観光庁が進める商品造成事業の一環。本年度から同DMOと東北運輸局(仙台市)が、日本の文化や精神性、ライフスタイルなどに興味を持つ外国人向けのツアーづくりに取り組んでいる。同DMOの柴田亮取締役(39)は「外国人に人気の体験型ツアーの一つとして商品化し、市の自然、暮らす人やその生き方の魅力を発信したい」と力を込める。

 一行は市内に宿泊し、安比高原や安比塗漆器工房などを巡る。