介護事業を営む久慈市田屋町のホームセンター仙台(米内雄一社長)は、県立大看護学部と協力し介護予防事業に取り組んでいる。骨密度などの健康状態を基に同大が改善プログラムを提供し、デイサービスの中で実践。産学が連携して健康寿命の延伸を狙う。

 同社と同大は4月から事業内容の検討を開始。今月5日に同社介護事業部のデイサービス利用者約60人が骨密度や血管年齢、下肢筋力など5項目を測定し、同大看護学部老年看護学の教授ら5人に健康相談をしながら結果の解説を受けた。

 今後、測定結果などを基に同大が個人に合わせた運動と食事に関する改善プログラムを策定して同社に提供。施設の利用時などに取り組み、健康状態の改善を図る。次の測定は来年2~3月を予定しており、洋野町大野の田中多美子さん(72)は「自分の状態が数値で出てくると健康を考えるきっかけになる。次の測定まで改善できるように頑張りたい」と意気込む。