全国の元高校球児が母校のユニホームで夢の舞台、兵庫県西宮市の甲子園球場でプレーする「マスターズ甲子園2019」が9日から2日間の日程で行われ、本県代表として宮古高OBチームが出場する。東日本大震災や台風などの被害が続く宮古市。同校で育った選手たちは地元に明るい話題を届けようと、憧れの聖地での熱いプレーを誓う。

 宮古高OBの選手やマネジャーら登録メンバーは19~70歳の40人。6月に遠野市で県予選(県高校野球OB連盟主催)を行った。宮古は決勝で不来方を破り、甲子園への切符を手にした。

 2017年に遠野などとの選抜チームで出場したことはあるが、宮古の単独出場は初めて。高校時代の1988年に春季県大会で優勝している県立二戸病院事務局次長の沢田厚さん(48)=盛岡市緑が丘=は「後輩たちの活躍に負けないよう全力プレーで臨む。震災や台風で被害を受けた地元に明るい話題を届けたい」と意気込む。

 宮古は9日、鹿児島県代表の鹿児島実業高OBと対戦する。大会は今回で16回目。今大会は全国から16チーム722人が出場する。大阪府代表のPL学園OBチームとして、元プロ野球選手の桑田真澄氏の選手宣誓や登板が予定され、注目が集まる。