久慈市は台風19号の被災者に対し、独自の支援金を支給する方針を固めた。住宅が全壊または大規模半壊で解体し再建する場合に最大355万円を補助。被災者生活再建支援法の適用対象外となる半壊・床上浸水世帯についても県が検討している支援金に上乗せ支給する方向で調整しており、2016年台風10号豪雨と同水準の支援策となる見通しだ。

 全壊・大規模半壊での住宅再建・購入支援は200万円(1人世帯150万円)、地元産材利用に100万円、土地購入費に50万円、引っ越し経費5万円を補助する方向。国の支援金(最大300万円)と合わせると最大655万円になる。

 16年台風10号の際には県が半壊世帯に最大20万円、床上浸水世帯に同5万円を独自に支給し、市は半壊世帯に10万円、床上浸水世帯に最大25万円を上乗せして総額30万円(1人世帯25万円)とした経緯があり、今回も同様の支援を見込む。

 市は関連予算を盛り込んだ19年度一般会計補正予算案を25日の市議会臨時会議に提案する。