遠野市上郷町の建設業栄組(資本金5千万円、佐々木孝彦社長、従業員35人)は、リース契約を終えた同社の中古生ごみ処理機を企業に無償譲渡し、ごみを削減して環境負荷低減を進める取り組みに乗りだした。第1弾として同市を中心にスーパーを展開するみずかみ(資本金2300万円、小時田繁社長、従業員190人)と連携。同社から出るごみを堆肥化して循環型社会の着実な推進を図る。

 6日は同市松崎町のみずかみの中核店舗、アクティマーケットプレイス遠野店に設置した処理機2台が運転を開始。佐々木社長と小時田社長、仲介した岩手銀行遠野支店の行員ら約10人が立ち会った。

 処理機の処理量は1日最大50キロ。生魚や青果、総菜の残りなどスーパーで生じたごみをバランス良く投入し、発酵させて堆肥にする。同店舗では1日当たり350~500キロのごみが生じており、2~3割を自社処理できる計算だ。

 本年度から同市では事業系ごみ処理手数料の有料化(10キロ当たり130円)が始まり、同店舗ではごみ処理に1カ月当たり約20万円の負担が生じていたという。この処理機をリースした場合、月額9万6500円(税別)かかるが、無償譲渡のため初期投資はゼロで、事業系ごみ排出削減にもつながる。