5日の県議会決算特別委員会で、遠野市の県立遠野病院の看護師が相次いで離職した問題が議論された。

 斉藤信氏(共産党)が同病院の看護職員の離職状況を質問。医療局は2018年度に正規職員が6人、臨時が3人退職し、出産など家庭事情や体調不良、転職などが理由と説明した。

 これに対し斉藤氏は、同病院が導入した「外来と病棟看護の一元化」や2交代制といった勤務体制の見直しを問題視。「なぜこういうことが起きたのか」と迫った。

 熊谷泰樹医療局長は、一元化について「病棟と外来の看護業務を一体的に運用することで切れ目なく患者を看護できる。職員にとっても専門的知識や幅広い技術経験を身につけるメリットがある」と説明。さらに柔軟な勤務シフトを組めるため、休暇の取得など職員のワークライフバランスに資すると反論した。

 3交代制から2交代制への移行に関しても「アンケートで職員全てが導入したいという結果だった」と正当性を強調した。