東日本大震災で被災した宮古市田老の田老郵便局(黒田久幸局長)は5日、新局舎での業務を始めた。被災後は市田老総合事務所の一角で業務を続けていた。台風19号でも道の駅や野球場が被災した田老地区の住民の生活を支える。

 関係者約40人が出席した記念式典で黒田局長は「お客さまの心に寄り添い、地域のために働きたい」とあいさつした。

 新局舎は入居していた同事務所の南約150メートル、震災前の東約20メートルに移転。鉄骨造り平屋で、局長ら4人の従業員が勤務する。延べ床面積約130平方メートル、敷地面積は約980平方メートル。郵便、物販、貯金、保険サービスを行う。

 田老郵便局は震災で庁舎が全壊し、2011年10月から同事務所の一角で営業を再開した。同事務所は20年3月に移転し、三陸鉄道の新田老駅と一体で業務を始める予定だ。