27日の県内は高気圧に覆われて晴れ、朝は放射冷却現象で冷え込み、36観測地点中27地点で今季最低気温となった。盛岡市内丸の盛岡地裁前庭では、国指定天然記念物・石割桜に雪囲いが施された。

 同市本町通の造園業豊香園(藤村尚樹社長)の7人が作業。周囲4・5メートルの幹にこもを巻き付け、雪の重さで枝が折れないよう、高さ約15メートルの支柱からつり縄を張った。

 滝沢市鵜飼(うかい)下高柳の工藤和雄さん(69)は「こうして守られてきたから、毎年きれいな桜が見られる。来春も楽しみ」と作業を見つめた。雪囲いは3月中旬に取り外される予定。

 盛岡地方気象台によると、28日の県内は冬型の気圧配置となり、内陸の山沿いでは昼前まで雪の所がある見込み。寒気が入り、予想最高気温は盛岡3度など冷え込みそうだ。