奥州市胆沢小山の市立胆沢学校給食センター(千田範夫所長)の主任栄養士菊地万里子さん(43)と主任調理師堀篭光江さん(59)は、12月7、8日に東京都で開かれる第14回全国学校給食甲子園(NPO法人21世紀構想研究会主催)決勝大会に北海道・東北ブロック代表として初出場する。地元食材を使って同市出身の米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手にちなんだメニューなどを作り、地域の魅力を前面に押し出して挑戦する。

 同甲子園は、各地域の食材を使った給食の味や栄養価、衛生管理などを競う。本年度は全国から1447件の献立が寄せられ、4度の書類審査で選ばれた12代表が決勝大会に出場する。

 メニューは菊地さんが考案し、普段の給食で提供されているもの。同市水沢出身の大谷選手の「二刀流」にちなみ、豆腐と豆乳の二つの大豆製品を使った汁物「大谷選手に続け!二豆流(にとうりゅう)汁」、旬の野菜を納豆であえ、児童から人気を集める「胆沢納豆の元気あえ」など6品をそろえた。

 2人一組で調理を行い、後片付けも含めて1時間で6食分作る。当日は同センターの栄養士西田美紅(みく)さん(29)も手伝いや荷物運搬のため同行する。

 菊地さんは「おいしい食材が豊富にある奥州の魅力を全国に発信したい」、堀篭さんは「練習の成果を出せるよう、いつも通りの気持ちで臨みたい」と意気込む。