奥州市は25日、同市水沢聖天の水沢地区センターで認知症の人や介護する家族の交流会「ぬくっこ」を開いた。参加者は仲間と集うことで困りごとや体験談などを共有し、認知症への理解を深めた。

 当事者も参加する交流会は初めて。約20人が参加し、市地域包括支援センターの職員と懇談した。家族らは「介護の悩みを誰にも相談できない」「病院に通う交通費の負担が大きい」などの悩みを共有した。

 交流会では、認知症の診断を受けた人向けに、生活情報や当事者からのメッセージをまとめた冊子「個人版認知症ケアパス」を作成する他県の先行事例を紹介。同市も民間企業などと協力して作成を検討する。