三陸鉄道(本社宮古市、中村一郎社長)は25日、台風19号災害のため不通が続いている津軽石-宮古(9・2キロ)で、施設の復旧状況を確かめる試験走行を始めた。異常は確認されず、28日の運転再開に向け沿線住民の期待は高まっている。

 初日は保守用車(モーターカー)が時速10~30キロで区間を2往復半し、線路の具合を確認した。豪雨で地盤が崩れ、復旧した箇所は低速走行で入念に強度を調べた。

 津軽石駅から宮古高に通う同市津軽石の斎藤嘉亜翔(かあと)さん(3年)は「三鉄は車窓からの景色がきれいで、乗ると快適。今は代行バス通学なので、早く運行を再開してほしい」と待ち望んだ。