本県にスキーシーズンが到来した。北上市和賀町の夏油高原スキー場は21日、県内のトップを切って営業を開始。雫石町や八幡平市のスキー場も月内から12月にかけ相次いで予定する。今季は2022年北京冬季五輪を前に中国などの観光客が増えそうで、各施設ではサービスに趣向を凝らして取り込みを図る。

 夏油高原スキー場では小雪が舞う中、約150人がカラフルなウエア姿で雪の感触を楽しんだ。積雪は山頂55センチ、山麓30センチで、初日は14コースのうち五つを開放。八戸市小中野のプロスノーボーダー河村匡信さん(21)は「こんな早い時期なのに雪質が良く、最高です」と声を弾ませた。

 今季の営業は昨季に比べ18日早い。コースが整備されていない森の中を滑走できる上級者向けエリアを1カ所増やしたほか、外国人客向けに場内宿泊施設の個室を新たに整備。村松麻人支配人(30)は「滑り出しは上々。昨季より2万人多い12万人の来場を目指す」と意気込む。