岩手労働局(小鹿昌也局長)は1日、2020年3月卒業予定の高校生対象の職業紹介状況(9月末現在)を公表した。全体の就職内定率は70・6%(前年同期比1・4ポイント増)で、9月末としては調査を始めた1996年度以降、最高だった。県内就職内定率も67・8%(同0・2ポイント減)と前年に次ぎ過去2番目に高かった。人手不足が常態化し、企業の動きはさらに早まっている。

 就職希望者は2867人(同2・7%減)で、このうち県内希望者は1958人(同1・4%減)。内定者は全体で2025人(同0・7%減)、県内は1328人(同1・6%減)。内定者の割合は県内65・6%(同0・5ポイント減)、県外34・4%(同0・5ポイント増)だった。

 内定者の産業別割合は、製造業が42・6%と最多で、建設業12・9%、卸売・小売業11・6%と続く。人手不足が深刻な業種では企業の動きだしが早そうだ。安定所別の内定率は宮古が79・8%と最も高く、釜石79・1%、二戸77・7%の順。

 県内企業の求人数は5842人(同6・0%減)、求人倍率は2・98倍(同0・15ポイント減)。求人数は昨年、製造業を中心とした大口求人があった反動で減少した。しかし過去10年間では昨年に次いで多く、依然として採用意欲は高い。