トップチャレンジリーグの今季初戦を控え、医師として選手を診療しながらチームを熱烈にサポートする釜石SW応援団の土肥守副団長(62)にラグビーのまちで応援を続ける意義などを聞いた。

 (聞き手は釜石支局・八重畑龍一)

 -いつから応援しているか。

 「2007年の応援団発足当時から。12年以降は全公式戦の応援に行っている。学生のころに新日鉄釜石が華麗なプレーで都市部のチームを倒していくのを見た。痛みに耐え、走り続ける姿をリスペクトしている。応援は生活の一部だ」

 -今季のチームの印象は。

 「突出した選手はいないが、スムーズにコミュニケーションが取れて『ワンチーム』になりつつある」

 -心に残る応援は。

 「震災直後の11年5月、ボランティアで尽力した釜石SWの選手が練習を再開したので大漁旗を振りに行った。ここからまちの復興が始まると感じた。みんながパスをして、つながらないと前に進めないラグビーは地域にとっても同じだ」

 -選手やファンにメッセージを。

 「感動する試合で釜石や県全体を元気づけてほしい。応援中は選手を褒めてサポートするのがモットー。ラグビーを見れば困難があっても生きていく力が湧く。応援の仕方を教えるのでSWと一緒に戦おう」