今季、けが人が相次いだFW第1列で出場を続けるプロップ田嶋グンは強力なスクラムが持ち味だ。U20(20歳以下)日本代表で海外の強豪と対戦し、たくましさを増した若武者が飛躍を遂げる。

 青森・三本木農高から加入した昨季は1試合の出場にとどまったが、今季は出番が増えた。左右のプロップをこなすスクラムにはこだわりがある。「組む前の準備、足の位置、低さ、姿勢。少しずつ良くなっている」とうなずく。釜石SWのスクラムは右プロップが鍵になるため「相手が内に入ってくるのを防いで外にはじき出す」と闘志を燃やす。

 U20日本代表ではオーストラリアやニュージーランドに挑み、FWの8人がまとまればセットプレーでも通用することを実感した。何よりも日の丸を背負う責任感を学べたことが大きな収穫。その経験を生かし、スクラムの最前線で踏ん張り続ける。