黒森山(盛岡市)=11月10日
初冬の初コース!
報告:日本自然保護協会 自然観察指導員 鈴木清明

お誘いにより初めての入山となりました。盛岡と紫波の境に位置する標高837.3mの黒森山。
「北上川の東にあり、朝島山や鬼ヶ瀬山とともに乙部三山の一つ。付近は1943年(昭和18年)までは、金の採掘や精錬が盛んで多くの坑道が掘られた歴史ある山域。途中には大きな岩に囲まれた黒森大権現が祀られている。山頂からは岩手山や盛岡市街、南昌山や赤林山などが眺められる。」とありました。
虫壁林道入口駐車場に駐めて早速準備して歩き始める。
沢沿いの林道は明るく、サワアザミなどが咲いていました。水の綺麗な沢沿いの道は落葉を踏みしめる音と遅れた紅葉がとても風情がありました。
50分程で、深沢口分岐点に到着、その間には姥湖水明神、ガロの滝などの標識がありました。
ここからが、本格的な登山道となり、急峻な道となり、黒森山山頂まで約1時間。
木々の落葉も有り展望がよく、和賀岳山塊、焼石連峰、栗駒、雪の早池峰山も眺望出来ました。帰路は峠コース(紫波町堺)を下り、深沢分岐を周回いたしました。
途中、蛇紋岩(早池峰山と同様)らしき岩がゴロゴロしていました。
低山ながら、地元の方々の手入れが良くなされ、思い入れを感じることが出来た素敵な山でした。花の時季にまた行きたいと思いました!




