盛岡市盛岡駅西通の県立図書館(小田島正明館長)は、同館で連続講座「鮭(さけ)から見えるいわての海」を始めた。参加者は本県の暮らしに身近なサケの生態などについて理解を深めている。

 初回は9日に開かれ、東京大国際沿岸海洋研究センター(大槌町)の北川貴士准教授が市民ら約60人を前に講演。北上川を遡上(そじょう)するサケの特徴や沿岸地域のサケとの違いを解説した。

 サケに電波発信機を付けて行動を分析した結果から、流れが速く川幅が狭い上流では「サケは繰り返し、さかのぼっては休憩している。中津川に架かる橋からサケの姿が見えるのは、産卵のための最後の休憩を取っているから」と説いた。

 次回は12月7日午後1時半から。定員60人。受講無料。問い合わせは同館(019・606・1730)へ。