2008年北京パラリンピック柔道90キロ級に出場した初瀬勇輔さん(38)=ユニバーサルスタイル代表=は11日、盛岡市の仙北小(佐藤卓校長、児童687人)を訪れ、視覚障害者柔道の魅力や夢を持つことの大切さを説いた。

 県教委主催のオリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業の一環で、5、6年生233人を前に講話した。

 大学生時代に緑内障のため中心視野を失い、視覚障害者柔道に挑戦した初瀬さん。互いに組んだ状態から試合を始めるルールに触れ「一つの工夫で障害のあるなしにかかわらず同じ道場に立ち柔道ができる。少しの工夫で『共生』できると教えてくれるのがパラリンピックだ」と強調。「みなさんも夢を持ち、そして夢を持つ人を応援してほしい」と語り掛けた。

 同事業は10月から12月にかけて県内16校にオリンピアンやパラリンピアンを派遣する。同日は盛岡市の見前中でも実施された。