若者を中心に絶大な人気を集める4人組ロックバンド「KEYTALK」は、新作「DON’T STOP THE MUSIC」を発売した。レーベル移籍後初のフルアルバムで、破竹の勢いで進化を続ける今の姿をサウンドに凝縮した注目作だ。本作を引っ提げ、仙台公演(23日、仙台市太白区・仙台PIT)を含む全国6都市でのツアーもスタート。4人は盛岡市内丸の岩手日報社をこのほど訪れ、新作の手応えや、本県のファンに向け親しみとユーモアあふれるメッセージを語った。

 

-盛岡に来るのは何年ぶりですか。

小野武正
 2年ぶりぐらいですね。そのときのライブもとても盛り上がりました。

-新作はとても聴き応えのあるアルバムでした。

首藤義勝
 今までで一番1曲、1曲に時間を費やして丁寧につくれました。さまざまな曲調のバラエティー豊かな曲が入った一枚になったと思います。

小野
 途中で聴くのを止めたくないぐらいの濃厚なアルバムになりました。ギタリストとしても、果敢にチャレンジして攻められた作品です。特にフレーズの作り方やレコーディングの捉え方に関して、メジャーデビュー後の6年で培ったものが発揮されています。いい形で、作り込むところは作り込むし、一方で、勢いとかラフに決められるところもあって、そこが面白かったです。

-印象的な曲は。

八木優樹
 1曲目の「DE'DEVIL DANCER」はメロディーのつくりとかがこれまでと違っていて、中毒性のある曲になっています。僕らのことを知っている人も、初めて聞く人にもきっと気に入ってもらえる曲です。

-1曲目から耳に伝わる衝撃に圧倒され、ぐっと心をつかまれました。

八木
 そう思ってもらえると作戦通りです。曲順を決めるときに、いろいろなパターンを考えたんですが、始めから派手にぶつけてやろうということで、勢いのあるこの曲に決まりました。

-今年3月のレーベル移籍後初のフルアルバム。感じる変化はありますか。

寺中友将
 移籍するタイミングでもう一度、自分たちを見直せました。アルバムに向けての時間はたっぷりいただいたので、制作以外でもライブの見せ方や音のつくり方について、メンバー内でたくさん意見を出し合いました。その中で、総合力で成長したKEYTALKが分かりやすく伝わる一枚になったのかなと思います。僕らだけでなく、新たに出会ったスタッフやプロデューサーからも意見をもらいました。環境の変化による影響は大きかったと思います。

-新作を引っ提げてのツアーが始まり、東北では23日に仙台でのライブがあります。

首藤
 新曲に慣れていないのでリリースツアーは毎回、緊張します。演奏する前は、お客さんの反応が分からないから不安なんですが、いざ披露して盛り上がってくれたり受け入れてくれたりすると、僕らの自信にもなって、そうやって曲が育っていきます。「ライブがあってこその楽曲」というのが昔から変わらないスタンスです。

寺中
 移籍してからの楽曲は、今まで以上に大切にしていきたいと思っています。この先どんどん披露していける曲たちがたくさんできたので、このツアーでの初披露の瞬間を見に来てほしいです。

-岩手のファンにメッセージを。

八木
 冷麺のようなコシのあるアルバムができたので、ぜひおいしく召し上がってください。そして、冷麺のようにコシのあるライブをしたいと思います。

首藤
 牛タンのように厚みのあるライブをしたいと思います。仙台で待っています。

 

 KEYTALK(キートーク)
 ギターコーラス小野武正、ボーカルベース首藤義勝、ボーカルギター寺中友将、ドラムコーラス八木優樹の4人によるロックバンド。東京・下北沢を拠点に、2009年結成。15年日本武道館(東京)、17年横浜アリーナ(神奈川県)、18年幕張メッセ(千葉県)で単独公演を果たす。
 新アルバムやライブの詳細は公式ホームページ(http://keytalkweb.com/)へ。