県内の女性議員有志は11日、連携組織となる「岩手ウィメンズネット(仮称)」を設立する。子育てや介護など女性の視点が欠かせない課題が山積する中、地域や党派を超えて参加し、持続可能で寛容な社会の実現を目指す。女性県議7人全員と9市5町2村の女性市町村議21人(前職1人を含む)の計28人で旗揚げ。課題を共有すると同時に、女性の地位向上と活躍の場拡大に向けて提言活動を行っていく。

 設立総会は同日、盛岡市盛岡駅西通のマリオスで開催。役員や規約などを決め、共同宣言を採択する。

 県内では2017年10月、沿岸部の女性議員9人が県沿岸市町村女性議員ネットワーク(ANE-SUN、須賀原チエ子代表)を設立。情報交換会や講演会などを開き、東日本大震災からの復興を考えるとともに交流を深めてきた。設立から2年を経て一層多様な課題に向き合うため、全県的な組織へ拡大を図る。

 県央、県南、沿岸の3支部を設け、当面は支部ごとに一般質問で取り上げる課題の共有や、地域住民との茶話会開催などの活動を展開。個々の政治活動の充実を図るとともに、他の女性議員にも入会を働き掛けていく。男性議員の参加も妨げない方針だ。