釜石市上中島町の釜石ひまわり基金法律事務所の新所長に同市出身の細川恵喜(けいき)弁護士(28)の就任が決まり、9日、同市大町のホテルサンルート釜石で記者会見した。12月に5代目所長となる細川さんは「同じ県民として心情を理解できる。知り合いも多いのでネットワークを生かしたい」と地元出身者の強みを生かし、地域を支えると誓った。

 会見には現所長の多田創一弁護士(30)、岩手弁護士会の吉江暢洋会長(43)が同席。細川さんは「地域の皆さまのニーズに応え、寄り添った活動をする。消費者被害など新しい分野も開拓していきたい」と決意を述べた。

 細川さんは盛岡一高から一橋大法科大学院を経て2016年に司法試験に合格。17年12月に弁護士登録した。都内の法律事務所を経て、今年9月から釜石ひまわり基金法律事務所に勤めている。

 研修時代から釜石勤務を希望していた細川さんは「念願がかなった。この2カ月でラグビーワールドカップなど釜石の新しい風を感じているので、自分もその一助となりたい」と意気込んだ。