秋田県NIE推進協議会(会長・阿部昇秋田大大学院特別教授)は9日、秋田市の秋田魁新報社で「NIEの授業で『主体的・対話的で深い学び』を生かし『見方・考え方』を鍛える」と題し2019年度秋田県NIE研究会を開いた。本県の教員2人も参加。秋田県の教員とNIEの教材研究を考えた。

 研究会は、小学5年国語科「新聞を比べて読もう」の発展学習として、秋田県由利本荘市教委の大庭珠枝指導主事が参加者を児童役に模擬授業を行った。

 教材は「来訪神 仮面・仮装の神々」のユネスコ無形文化遺産登録を伝える地元紙と全国紙の記事(18年11月30日付)。写真、キャプション、リード、本記、見出しの順で、伝え方の違いを探った。

 大庭指導主事は「言葉の見方・考え方に注目し授業を進めた。新聞は主体的・対話的で深い学び、見方・考え方を育む格好の教材だ」と説明した。

 好摩小の高橋和江校長は「秋田の読み比べは実践を積み重ねており、学ぶことが多かった」とし、奥中山小の及川敏彦副校長は「新しい切り口に接するとともに国語教育に果たす新聞の役割の大きさを感じた」と感想を述べた。