東北農政局は31日、本県の2019年産米の検査結果(9月末現在、速報値)を発表し、高値で売買される1等米の比率は91・0%だった。前年同期を8・5ポイント下回ったが、全国3位の高水準。県全体の作況指数(10月15日現在、平年作=100)は、台風19号の影響も限定的で103と「やや良」を維持した。作柄は同日現在でほぼ固まった。

 東北農政局や県によると、今年は夏場以降の猛暑によって、全国各地で米粒が白く濁って品質が低下する高温障害が続出した。その中で、本県の1等米比率は91・0%と全国平均を23・4ポイント上回った。2等米は8・7%、3等米は0・3%。県最高級のオリジナル水稲品種「金色の風」は1等米比率99・6%、「銀河のしずく」は94・9%と高かった。

 検査は水稲うるち玄米の形状や成熟度合いなど一定の基準をクリアしているかを調べる。今回の検査量は1万3601トン(前年同期比86・8%増)で、全体の9%ほど。検査は来年秋ごろまで続くが、県は1等米比率が極端に下ぶれすることはないとみている。