県は東日本大震災からの復興の取り組み状況をまとめた冊子「いわて復興の歩み」の英語版を発行した。外国人が多く集まるラグビーワールドカップ(W杯)の期間に合わせ、海外からの支援状況や復興の現状を発信する。

 A4判カラーの25ページ。5月に2年ぶりに更新した日本語版を基にした。5千部発行し、県内の自治体庁舎に置くほか、イベントの際に無料配布している。

 発災直後から2019年3月までの状況をまとめ、復興の基本方針に加え、なりわい再生やまちづくりの現状を図や写真を交えて掲載。英語版では海外からの物資や救助の支援を多く紹介。復興道路や三陸鉄道など交通インフラの整備進展も詳しく記載した。

 英語版を担当した県復興局の山谷佳子企画専門員は民間企業からの応援職員。W杯開催に合わせて急ピッチで作業を進め、「震災直後の惨状や着実に復興に向かっている実感を感じてほしい」と語る。