盛岡市から矢巾町医大通の岩手医大付属病院に車で通う職員から「渋滞で通勤が大変だ」との情報が、本紙特命記者班に寄せられた。新病院の開院に伴い患者やスタッフ、関連企業の従業員など同町の交流人口は大幅に拡大し交通量も増えている。同市から同町へ通い取材する本紙記者2人が通勤時間帯に2ルートを自動車で走行し交通状況を調べてみた。

 同院が外来診療を開始した9月24日から10日目の10月3日に実施。ルートは同市内丸から、茶畑交差点で国道4号に入り南下。同市西見前の都南中央橋口交差点から、右折と直進の二手に分かれ、右折側は病院まで直進。国道直進側は同町西徳田の矢幅駅入り口交差点から右折するルートを走行した。

 同市内丸の岩手日報社を午前7時20分に出発。国道4号は同市の川久保、南仙北付近から車の流れが悪くなりゆっくりと走った。

 都南中央橋口交差点を右折するルートは、同町医大通の矢巾東小前の信号機のある交差点から渋滞した。交差点西側から合流する車があることと、病院の職員用駐車場に右折待ちする車で長い列ができるためだ。同校前の交差点から職員用駐車場出入り口がある信号機まで約350メートルだが、10分を要し午前7時58分に到着した。

 一方、国道直進ルートは矢幅駅入り口交差点の右折に約5分の信号待ち。病院の職員用出入り口の左折待ちはほぼなかったが、走行距離が長く、信号機も多いため午前8時1分の到着となった。

 今回通ったルートでは開院当初に聞かれた大きな渋滞はなかったが、混雑を避ける車が違う路線に集中しているという情報もあり、交通状況は日々流動的だ。

(報道部・山本直樹、佐々木真琴)