八幡平市の平舘高(谷藤節雄校長、生徒183人)家政科学科の3年生4人は、盛岡市上田の県立博物館(高橋広至館長)の着用体験コーナーで利用する歴史衣装「水干(すいかん)」の制作に取り組んでいる。授業で学んだ和裁の技法を活用し本年度中に完成させる。

 同学科の授業「課題研究」で被服を選択する4人が、大人用と子ども用それぞれ1着ずつを手作りする予定。7日は同博物館担当者が同校を訪れ、生徒たちが貸し出し用の水干を試着。水干は平安時代から広く着用されたとされる簡易な着物で、襟の形や腕の丈の長さ、装飾品などを入念に確認した。

 現在は上着の一部と、はかまの試作品作りなどに取り組んでおり、型紙に沿って生地を切りミシンで縫い付けるなど作業を進めた。