北上、奥州両市の4団体で構成する鬼剣舞連合保存会(和田勇市会長)の風流(ふりゅう)特別公演会(奥州市教委主催)は6日、同市胆沢南都田の胆沢文化創造センターで開かれた。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録を目指す各団体が、守り継いできた技で観客を魅了した。

 奥州市の朴ノ木沢(ほおのきざわ)念仏剣舞保存会が本剣舞と一人怒物(いかもの)、川西大念仏剣舞保存会が三人怒者(いかもの)と押込(おっこみ)、北上市の滑田(なめしだ)鬼剣舞保存会が二番庭と三人加護、岩崎鬼剣舞保存会がカニむくりとカッカタ・八人加護を披露。約200人の観客は4団体の躍動感ある演舞を楽しみ、大きな拍手を送った。

 滑田鬼剣舞保存会の高橋忠男会長(68)は「出演者は軽やかな踊りを目指して練習を頑張ってくれた。これからも地域に誇れる伝統の鬼剣舞を守り継ぐ」と力を込めた。