【東京支社】県産果実の認知度向上と販売拡大を目指し、県は4日から、首都圏で「いわて果実プレミアムスイーツフェア」の展開を始めた。本県にゆかりのある一流シェフ2人が、県産果実・食材のコース料理を考案。都内で同日、グルメ・メディア関係者らに披露され、斬新さと味を高く評価する声が上がった。フェアは各店舗で今後1週間程度展開する。

 試食会は東京・日本橋室町のフレンチレストラン「La Paix(ラペ)」で開催。7月に本県の生産現場を視察したラペの松本一平シェフ(45)と、神奈川県のパティスリー「MAISON GIVREE(メゾンジブレー)」の江森宏之シェフ(44)が達増知事、専門誌やメディア関係者ら23人に振る舞った。

 県産リンゴやブドウ、キイチゴのほか、八幡平産のマッシュルームや花巻産のホロホロ鳥などを使った11品。松本シェフの手掛けるフランス料理には、江森シェフのジェラートがソースとして添えられた。

 育てるリンゴなどが料理に使われた盛岡市のサンファームの吉田聡専務(52)は「酸味と渋味が特徴の調理用果実をもっと知ってほしい」と期待する。