10月に入って衣替えとなり、環境省提唱のクールビズの期間も終わったというのに、県内は夏日を記録するなど暑い日が続いた。農作物の実りやキノコの成育はどうなのか、気になるこの頃だ

▼暑さ、暖かさをよそに「ストーブ」を冠する言葉を耳にする時季になった世界がある。プロ野球。今日から上位チームによるクライマックスシリーズが始まるが、移籍や引退などの話題である「ストーブリーグ」にも下位チームを中心に突入している

▼既に監督の辞任や就任を発表した球団もある。立て直しは早い方がいい。チームは戦力を見極め、補強を図る。戦力外を通告された選手にとっては、球界内外での再起を期す秋でもある

▼補強という点では、何と言っても新人獲得のドラフト会議で、日本シリーズ前の17日に開かれる。その最大の目玉、佐々木朗希投手(大船渡高)が「高いレベルでやりたい」とプロ挑戦を表明した

▼最速163キロの大型右腕。「12球団どこでも行く」の気概がいい。既に1位指名を公言した球団もあり、複数球団の競合は必至だ。ドラフト会議にはどんなドラマが待ち受けているのか、今からわくわくする

▼2009年の菊池雄星投手、12年の大谷翔平選手と、進路を巡って本県球児が話題の中心となった。逸材が次々と育つ岩手に、全国から熱い視線が注がれている。