紫波町は4日から、新たな公共交通手段として導入を検討しているデマンド型乗り合いバスの運行実証実験を開始する。電話やネットで予約し、相乗りした町民らを町内それぞれの目的地までジャンボタクシー(8人乗り)で輸送。実証実験は31日まで実施し、来年4月以降の本運行につなげる。

 3日は同町紫波中央駅前の町役場で、運行業者のヒノヤタクシー(盛岡市、大野尚彦社長)の運転手らを対象に講習会を開催。利用者の乗降場所やバスの現在地、予約状況などをリアルタイムに把握できる人工知能(AI)を搭載した配車システムの操作を学んだ。

 デマンドバスは路線や時刻表を設けず、利用者の要望に合わせて効率的な運行を目指す。町内ではコミュニティーバス「すこやか号」が運行されてきたが、運行会社の運転手確保が困難で来年度以降の継続が不透明となり、町が代替手段を模索していた。

 予約は電話(019・652・3721)か、予約サイト(https://passenger.savs.miraishare.com/shiwacho/)から可能。31日までの毎日午前8時~午後5時半に運行する。料金(税込み)は1人1回500円(乗り合いの場合300円)、小学生200円(同100円)、未就学児無料。