紫波町遠山のグラウンドゴルフ場「遠山コース」は、今月末で営業休止する。オーナーで同町遠山の中村喜一郎さん(84)が自ら所有する山林を切り開いて整備した16コースは、15年にわたり愛好者に親しまれてきたが、自身や仲間の高齢化を踏まえて決断した。30日に最後の大会を開き、約170人の参加者が別れを惜しむ。中村さんは新たな運営者を募り、バトンタッチする考えだ。

 遠山コースは、同町遠山の正音寺から山道を200メートルほど登った山中にある。豊かな自然を活用した多様なコースが人気で、会員は現在203人。また、男女別の仮設トイレや太陽光発電で電気が使える休憩所なども完備。春の桜や秋の紅葉が楽しめ、近くで山菜が採れることも魅力だ。

 中村さんは競技に夢中になったことをきっかけに、約10アールの山林を重機を使って3年ほどで整備。2004年4月に営業開始してからは、競技仲間が運営を手伝ってきた。5~10月に複数の大会を開催し、県内外から毎回150人以上が集まっていた。

 問い合わせは中村さん(090・8784・2250)へ。