松尾芭蕉が江戸深川から「奥の細道」へ旅立って330年を記念し、ゆかりの地を巡るキャラバンが26日、一関地方産業まつり農業祭でにぎわう一関市狐禅寺の市総合体育館を訪れ、2021年の「奥の細道サミット」開催候補地の同市との絆を強めた。

 奥州路のキャラバンを担う宮城県栗原市の菅原浩志田園観光課長が、芭蕉が旅を終えたむすびの地、岐阜県大垣市の小川敏市長の親書を一関市の高橋邦夫副市長に手渡した。高橋副市長は「芭蕉の業績を顕彰し、奥の細道の魅力を発信していく」と決意した。

 芭蕉の古里、三重県伊賀市の上野天神宮で採火した「俳聖の火」をろうそくに移し、一関へ分火した。キャラバンは4月、大垣市をスタート。サミットに参加する全国33区市町を4ルートに分け、うち奥州路は来月までに宮城、岩手、福島3県の8市町を巡回する。