フランスカヌー連盟のジャン・ズーノグラナ会長(63)は24日、2020東京五輪のスラローム競技の事前キャンプ候補地として、奥州市を初めて視察した。ズーノグラナ会長は「可能性は十分にある」と有力地である認識を示した。来年4月ごろまでに判断する。

 ルドビッヒ・ロイ事務総長(38)とともに同市胆沢の奥州いさわカヌー競技場や周辺施設を訪問。元23歳以下日本代表で市地域おこし協力隊の藤野浩太さん(30)が案内した。

 ズーノグラナ会長は「夏場の状況は分からないが、流れは良い」と競技場に好印象を示し、「レジャーとして楽しめる歓迎センターのようなものがあれば」とカヌーファンの広がりにも期待した。

 視察は日本カヌー連盟の紹介で実現し、ズーノグラナ会長が訪れるのは国内で同市のみ。キャンプは選手選考後の来年5月ごろを想定し、キャンプ地は同3~4月ごろに決める。フランスはリオデジャネイロ五輪のスラロームで金、銅メダルを獲得した強豪国。