ラグビーワールドカップ(W杯)に合わせて来日したフランス・オクシタニー地方の高校生6人は24日、釜石市甲子(かっし)町の市球技場で地元の高校生とラグビーの合同練習で交流した。同市鵜住居(うのすまい)町のいのちをつなぐ未来館なども訪れ、東日本大震災の理解も深めた。

 日仏文化センター(フランス・トゥールーズ)など主催。合同練習にはフランスの生徒男女6人と釜石高と釜石商工高のラグビー部の生徒約20人が参加。釜石シーウェイブス(SW)の外国人コーチから、パス回しやラックの動きを熱心に教わった。同市には25日まで滞在する。

 W杯会場となった釜石鵜住居復興スタジアムも見学。フロリアン・センポルさん(16)は「震災を乗り越え、W杯が行われたことは今後につながる。4年後のW杯はフランス開催なので、お互いの国でラグビーがさらに盛り上がればうれしい」と笑みを広げた。

 釜石商工高2年の前川颯(そう)さんは「表情やプレーで気持ちが通じ合えた気がする。フランスはラグビーが盛んな国。パスは無駄のない動きで鍛えられている」と刺激を受けていた。