矢巾町は20日、普代村の台風19号災害ごみ集積所から可燃ごみ8トンを回収した。久慈地域で1日3トンしか処理できない状況で、広域処理の調整が続く中でのいち早い対応に、村からは感謝の声が上がった。

 同村銅屋の村役場東側の集積所には、次々と被災した世帯からごみが持ち込まれる。村によると既に200トンを超え、迅速な処理が課題となっているが、19日現在の処理量は約13トンにとどまる。

 同村と友好交流協定を結ぶ同町は15日、職員らを災害復旧活動のために派遣。ごみ処理のニーズが大きいと判断し、20日は収集車2台で作業に当たった。同町住民課環境係の広田知里主査は「少しでも役に立てば。当面、毎週日曜日に収集できるよう調整している」と思いを寄せる。

 柾屋伸夫村長は「仮置き場がふさがってきている状況で大変ありがたい。内陸と沿岸の連携の重要性を改めて感じている。復旧が確実に早まる」と感謝する。