民間ユネスコ活動を進める東北6県と新潟県のユネスコ協会関係者が一堂に会する「2019年度東北ブロック・ユネスコ活動研究会岩手大会in遠野」は19日、遠野市で開幕した。会員ら約300人が20日まで活動報告や現地調査を通じ、議論を深める。

 「築こう持続可能な社会、広げよう平和の心」がテーマ。同市新町のあえりあ遠野で開会行事を行い、日本ユネスコ協会連盟の工藤昌雄理事は「持続可能な開発目標(SDGs)の担い手として、世界平和に貢献する」とあいさつした。

 チベット出身の声楽家、バイマーヤンジンさん=大阪府在住=は「幸せへの近道―日本で暮らして思うこと―」と題し講演。1994年の来日以降、古里への学校建設など教育支援に注力していることを紹介し「ユネスコの活動は国や民族、政治や宗教をも超えられる。日本人の心の優しさと知恵で、海外の人たちを助けてほしい」と訴えた。