介護予防事業の一環として県などが取り組む「シルバーリハビリ体操」が岩手町のお年寄りの間で人気を集めている。地元のシルリハいわて笑美(ほほえみ)の会(田中正典会長)が活動を先導し、住民の参加率も向上。少子高齢化が進む中、健康寿命の延伸や地域の活力維持の新たな取り組みとして、注目が集まる。

 リハビリ体操は茨城県発祥。▽立つ▽歩く▽座る-などの日常の動作に、関節可動域を広げる筋肉のストレッチを取り入れる。肩凝り予防や転倒防止に効果があり、場所を選ばすに一人でも行うことができるのが特徴だ。

 同町は2017年度からリハビリ体操を取り入れた事業を展開。同会の田中会長(72)や妻の道子さん(71)ら元気な高齢者のメンバーが率先し、ボランティアとして町内の公民館で体操を指導。現在の年間の活動回数は120回にも上る。

 当初の参加者は20人にも満たなかったが、現在は約50人が参加する盛況ぶり。活動時間は約1時間で、休憩中には参加者同士で談笑するなど、交流にも一役買っている。