19日の県内は前線や低気圧の影響で広い範囲で大雨となる恐れがある。台風19号の記録的豪雨で被害を受けた沿岸などで、通常より少ない雨量でも土砂災害が発生する恐れがあり、18日午後11時現在、宮古市と山田町が全域に避難勧告を発令。事前の備えや一層の警戒が求められる。

 盛岡地方気象台によると、大雨のピークは19日朝から昼すぎで、1時間30ミリの激しい雨が降る見込み。同日午後6時までに予想される24時間雨量は多い所で内陸と沿岸南部が100ミリ、沿岸北部が80ミリ。県内全域で大雨警報が発表される可能性がある。

 地盤の緩みがある被災地では災害発生の危険が高まっており、自治体は早めの対策を呼び掛ける。宮古市の避難勧告の対象は2万3711世帯、5万1993人、山田町は6581世帯、1万5354人で、避難所はそれぞれ51カ所、7カ所に設置した。

 同気象台は18日、大雨に関する県気象情報を発表。大雨のピークが過ぎた後も、時間差で河川が増水する場合があり、低い土地の浸水や土砂崩れに注意を呼び掛けている。