40年以上にわたり宮沢賢治(1896~1933年)作品を学習発表会で披露している花巻市の南城小(佐々木力也校長、児童448人)は、発表会の劇脚本集を発刊した。本年度の第4回宮沢賢治学会イーハトーブセンター功労賞の受賞を記念。19日に同校で開かれる学習発表会で販売し、長年の顕彰活動の取り組みを伝える。

 同校は1977年に全校集会活動で「風の又三郎」を上演。以降は「どんぐりと山猫」「セロ弾きのゴーシュ」などを題材に発表を続けてきた。

 86年ごろ賢治作品にちなみ「ポラン学習発表会」と名称を変え、全校児童が合唱や劇を披露する形となった。児童が賢治作品を理解しやすいように、脚本は同校教諭が現代風にアレンジしている。

 脚本集には今まで上演してきた17作品を収録。A4判144ページ。100部印刷し市内の図書館などに寄贈したほか、残部は1部3千円(税込み)で販売する。問い合わせは同校(0198・23・2144)へ。