県は17日、台風19号による県内の住家被害が延べ800棟に上ることを明らかにした。内訳は全壊13棟、半壊173棟、一部損壊264棟など。調査中の宮古市と大槌町が含まれておらず、他の自治体の最新の発表にも県集計を上回る被害報告があり、今後の被害数の増大は必至だ。

 同日午前6時現在のまとめで、床上・床下浸水の被害は350棟。全壊は山田町で13棟、半壊は久慈市で85棟、山田町80棟、野田村8棟となっている。

 一部損壊は判明分だけで14市町村に及び、最多は山田町の82棟。盛岡市で51棟、滝沢市22棟など内陸部でも被害が出ている。

 非住家の被害(半壊以上)は公共建物18棟、その他170棟。住家、非住家ともに被害の全容は把握しきれておらず、県は引き続き情報収集に努め、並行して被災者の生活再建に向けた検討や対応を進める。