【ロサンゼルス共同】米大リーグで大谷翔平(花巻東高)が所属するエンゼルスは16日、新監督にジョー・マドン氏(65)が就任したと発表した。今季までカブスで指揮を執り、監督通算1252勝を挙げる名将で、球団公式サイトによると3年契約。来週に就任記者会見を行う。

 2008年にレイズをア・リーグ初優勝、16年にはカブスを108年ぶりのワールドシリーズ制覇に導いた。最優秀監督には3度選出。レイズで岩村明憲内野手、カブスではダルビッシュ有投手を指導しており、エンゼルスにはコーチだった05年以来の復帰となる。

大谷をどう起用 先進的な「マドン采配」

 マドン監督は現在では当たり前となった極端な守備シフトを導入するなど、先進的な采配を振ってきた。投打の「二刀流」の大谷をどう起用するか注目される。

 レイズ監督時代からゾブリスト(カブス)の起用法は画期的だった。レギュラー格ながら複数のポジションを守らせた。定位置のない「スーパー・ユーティリティー選手」の先駆けとなり、2016年のワールドシリーズでは最優秀選手に輝いた。

 マドン氏は大谷が17年オフにメジャー移籍を目指し、各球団が交渉に乗り出した際、二刀流にこう語っていた。「ずっとこの概念に魅力を感じてきた。未来の潮流になると思う」