19日に県内が大雨となる恐れがあるとして、盛岡地方気象台は17日、大雨に関する気象情報を出した。台風19号の記録的な大雨の被害が発生した地域は対策に動いた。台風で浸水した釜石市の拠点避難所では、応急対策が進められた。地盤が緩んだ地域は、少量の雨でも土砂災害や洪水の危険度が高まるため警戒が必要。復旧途上での大雨予報に、住民は被害拡大の不安を募らせている。

 台風の大雨で数センチ水に漬かった同市の唐丹(とうに)小・中体育館。大雨予報を受け、浸水したとみられる壁の下部にある4カ所の換気口にアルミ板が取り付けられた。体育館周囲の側溝の土砂撤去も行った。

 同体育館では浸水の影響で避難していた約70人がさらに高台の校舎側へ移動。高橋康明教育部長は「あくまで応急措置であり、抜本的な対策は今後関係者と協議していく」と話す。

 同気象台によると、19日午後6時までの予想24時間雨量は多い所で50~100ミリで、ピークは昼前から夕方とみられる。沿岸北部、南部とも大雨警報を発表する可能性がある。